
冷凍食品は気軽に調理でき、長期保存もできるので
気にせず思いついたときにまとめ買いしてしまいますよね^^
しかし、中には冷凍庫の奥に眠っている冷凍食品もあるのではないでしょうか?
いざ思い出して見てみると1ヶ月、2ヶ月、半年や1年と
賞味期限切れが多くありませんか?
長期保存可能な冷凍食品にも賞味期限が設定されており、
しっかりと記載されています。
賞味期限切れの冷凍食品は1ヶ月、2ヶ月、半年や1年といつまで食べても大丈夫なものなのでしょうか?
冷凍食品の賞味期限切れでも食べても大丈夫なのかの確認方法と、
賞味期限が切れても大丈夫な冷凍食品の保存方法をまとめました。
◆冷凍食品は賞味期限切れも大丈夫?
冷凍食品には賞味期限が設定され、記載されています。冷凍食品の賞味期限は、商品によっては1ヶ月~2ヶ月程度のものもあれば、
半年~1年と長いものもあります。
平均的に言うと冷凍食品の賞味期限は、平均3ヶ月から4ヶ月と言われています。
賞味期限とはおいしく食べることのできる期間を保証したものです。
賞味期限切れの冷凍食品は、賞味期限を過ぎてしまっても、腐っているわけではありませんし、
絶対に食べてはいけないわけではありません!
◆冷凍食品の賞味期限切れでも食せるかの確認方法
冷凍食品は冷凍の仕方や環境によって、保存したものに影響が出てきます。それによって半年~1年も賞味期限切れでも食べても大丈夫な冷凍食品もあれば、
賞味期限が切れていなくても捨てたほうがいいものも出てきます。
冷凍食品で賞味期限切れでも食べても大丈夫かの確認方法を紹介いたします。
・一度解凍して再冷凍したもの
冷凍保存していたものを一度解凍し、再び冷凍庫に戻して再冷凍するのは
食品が傷む原因になります。
冷凍食品は、食品の組織をできるだけ壊さないよう、最近では急速凍結が主流です。
それにより賞味期限が長くなってきています。
一度解凍したものを再凍結させると緩慢凍結といい、ゆっくりと食品が凍ります。
そうなると食品の組織が破壊されて品質が損なわれます。
冷凍する時点で、一回に使う分だけを小分けにして冷凍したり、
食べられる分だけ解凍するようにすれば物によってですが1ヶ月、2ヶ月は賞味期限が持つようです。
・表面が霜だらけのもの
冷凍庫の開け閉めを繰り返すと、外部からの温度変化によって食品中の水分が外に出て霜や氷がつく原因になります。
霜がついてしまった冷凍食品は品質が劣化しておいしくなくなってしまいます。
未開封の状態で、パッケージだけに霜がついている場合は特に問題はありません。
食品そのものに霜がついてしまった冷凍食品は賞味期限が切れていなかったとしても、食べずに捨てましょう。
・冷凍焼けしているもの
真空パックされていないものによく起こる冷凍焼けは、
食品内の水分が飛んでしまい、表面が酸化して変色したり、パサパサでボソボソの状態になります。
冷凍焼けした冷凍食品は、食べても身体への健康被害や悪影響はないようですが、
パサパサ、ボソボソしたりと美味しくありません。
賞味期限切れでない場合や1ヶ月、2ヶ月ほどの賞味期限切れの冷凍食品での冷凍焼けなら食べても大丈夫なようです。
しかし、本当に美味しくないのでおすすめできませんが・・・
・パッケージがパンパン膨張しているもの
冷凍庫に保存しておいた冷凍食品のパッケージがパンパンに膨らんでいた場合は速やかに捨てましょう。
冷凍庫内の温度変化によるパッケージの膨張の場合は食しても問題はありませんが、
冷凍食品が解凍され腐敗している場合は、
中の食材が腐り、ガスが発生してパッケージが膨張している場合もあります。
賞味期限切れ出ない場合は中身が腐っている可能性は低いですが、
それでも冷凍食品を食べたい場合は
一旦袋から取り出して、においなどを確認しましょう。
・一度開封し、保存したもの
冷凍食品を開封し空気に触れてさせてしまうと、
乾燥や冷凍焼け、霜がつく原因になります。
余った食品の保存方法としては、封の空いた元々のパッケージのまま保存するのではなく、
パッケージの上から、ビニール袋などで包んで密封するとよいです。
食品をラップやフリーザーバッグなどで保存するも良いようですね^^
一度開封した冷凍食品は記載されている賞味期限は関係なくなりますので、
なるべく早く食べきるようにしましょう。
◆冷凍食品の正しい保存方法
冷凍食品は正しい保存方法であれば、1ヶ月、2ヶ月・・・はたまた半年や1年も賞味期限切れになっていても食べることができます。冷凍食品メーカーによる賞味期限についての基本的な考え方は、
JIS規格の-18℃の規格というものです。
冷凍食品の多くは、-18℃の保存ができることを前提に作られており、
家庭用の冷凍室については、「JIS規格」で-18℃の機能を備えることが定められています。
ほとんどの冷凍食品はJIS規格の-18℃で保存すると長期保存が可能で、
賞味期限もそれに合わせて、1ヶ月や2ヶ月、長いもので半年や1年と設定されています。
実際の家庭の冷凍庫は開け閉め多いので-18℃以下を保つことが難しいです。
目安としては
冷凍食品を購入後に、冷凍庫に保存する場合は
賞味期限にかかわらず購入後2~3ヶ月以内に食すのが良いようです。
より温度変化の激しい冷凍庫のドアポケットは購入後1~2ヶ月以内に食すのが良いようですよ^^