
冷凍食品はお弁当や夕食のおかずなどによく使いますよね。
ビビンバなどのご飯ものや、パスタ・ラーメンなどの麺類などは使い切れますが、
お弁当のおかずやおやつとしての焼きおにぎりなど、
冷凍食品を少ししか使わずに余らせることってよくありますよね。
賞味期限は冷凍食品のパッケージに表示されていますが、
開封後の使いきれなかった冷凍食品の賞味期限はどうなるのでしょうか?
◆開封後の冷凍食品の賞味期限
冷凍食品のパッケージ等に表示されている賞味期限は、基本的には未開封で-18℃で冷凍保存されている場合に適用されます。
一度冷凍食品を開封してしまうと中に空気が入り、霜が付いたり乾燥したりと品質低下の原因となります。
開封後の冷凍食品の賞味期限は開封後から1~2週間程度と考えておきましょう。
・冷凍焼けに注意!
開封後の余った冷凍食品は、冷凍した状態で維持させておく場合は
冷凍食品や冷凍した料理などは、そのまま腐敗などはしません。
しかし、開封後の余った冷凍食品を冷凍させておくと
食品の水分が飛んで失われ固くカチカチの状態になり、品質が劣化して冷凍焼けを起こします。
冷凍庫の環境にもよりますが開封後の余った冷凍食品は
冷凍焼けが起こる場合が多いので実際は2~3日をめどに使い切りましょう!
◆解凍後の冷凍食品の賞味期限
開封した冷凍食品は、解凍処理したらすぐに食べることを想定して作られているので、解凍後の冷凍食品は早めに食べきった方が良いです。
冷凍食品は一度解凍処理をしてしまうと、食品の劣化が早くなります。
解凍後の冷凍食品の賞味期限は、1日で食べきりましょう。
量が多い冷凍食品などは必ずそのときに使う分だけ解凍するのをおすすめします。
◆解凍した冷凍食品の再冷凍の賞味期限
解凍してしまった冷凍食品は再冷凍すると食品の中に氷の粒ができ、繊維質など組織が壊れ、品質がかなり劣化します。
味や風味・食感が損なわれるので、おすすめできません。
解凍してしまった冷凍食品の賞味期限はその日に使い切った方が良いので
賞味期限を考えるなら、一度解凍した冷凍食品の再冷凍はできない!と考えておきましょう。
◆冷凍食品の開封後の保存方法
開封後の冷凍食品の賞味期限は、開封後2~3日で使い切ることをおすすめしますが、
冷凍食品の開封後の保存方法が良ければ開封後から1~2週間は持たせることも可能です。
開封後の冷凍食品は外気にふれて温度が上がると、乾燥や油やけをしたり霜が付きやすくなるなど
食品の品質が劣化します。
開封後はなるべく早めに使用しなかった分を密封して、乾燥や油やけを軽減しましょう。
余った冷凍食品の保存方法としては、空気にあまり触れないようにかつ水分が蒸発しないように
封の空いた元々のパッケージのまま保存するのではなく、
パッケージの上から、ビニール袋などで包んで密封するとよいです。
食品をラップやフリーザーバッグなどで保存するもおすすめですよ!